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うんせききこう
柳宗悦 民藝紀行
柳 宗悦
線上閱讀柳 宗悦《柳宗悦 民藝紀行(うんせききこう)》,假名注音日語閱讀。JLPT N2,點詞查義。
N2 · 挑戰 · 新字新假名 · 133,050 字 · 276 頁
第二は朝鮮系のものである。これは文献上にもしばしば出てくる。例の慶長の頃、朝鮮の陶工が沖縄に移住して製陶の法を伝えた。しかし浦添の城址から見出される瓦等にも高麗の工匠が作ったということが記してあるから、朝鮮との交渉は遥かに古く溯るのであろう。今の琉球の赤瓦の屋根は、朝鮮風な所が著しく見える。象嵌の或ものにはちょっと高麗時代のものと見分けのつかないものさえある。第三に九州系統のもの、特に薩摩の窯の影響が少くない。ある場合は薩摩に注文したものもあり、また本土のものを将来した場合もあって、その間の関係は濃い。しかしこの孤島の陶工は決して模倣に終らず、よく咀嚼して独自の風に凡てを変えた。このことは特筆されていいであろう。小さなこの島は工藝の凡ての部門で大きな足跡を遺した。
壺屋の仕事で著しいことは、一つの窯場でありながら驚くほど多様な種目や手法を有っていることである。前述のように三つの系統がここで繋がったせいもあろうが、その変化の多い点で、他のどんな窯場にも見ない趣きを呈する。壺屋には磁器がないのであるから、凡ては陶器である。白釉、黒釉、柿釉、飴釉、青釉、緑釉、海鼠釉、辰砂釉、青磁釉等これが流し釉であったり三彩であったりする。