輕讀日語

輕鬆讀懂日語經典作品

ja-reading.com

輕鬆讀懂日語,輕鬆閱讀日語。線上閱讀日語經典作品。支援在閱讀過程中顯示假名、查詢生詞、翻譯句子。

なりひらぶんじひょうりゅうきだん

業平文治漂流奇談

三遊亭 円朝

線上閱讀三遊亭 円朝《業平文治漂流奇談(なりひらぶんじひょうりゅうきだん)》,假名注音日語閱讀。JLPT N2,點詞查義。

N2 · 挑戰 · 新字新假名 · 159,974 字 · 317 頁

青空文庫

所へ手前が毎日来て、ひょっと悋気(りんき)でも起しはしないかと思って、それが心配だ」

村「彼様(あん)なことを仰(おっし)ゃる、悋気などはございません、何時(いつ)でも往って来い、彼様(あゝ)やって心中する処を旦那のお蔭で助かったのだから、浪島の旦那がお前を妾(てかけ)に遣(よこ)せと仰ゃれば直ぐに上げると云って居ります」

と一寸(ちょっと)云う口も商売柄だけに愛敬に色気を含んで居ります。まさか友之助がお村を妾(めかけ)にやるとも申しますまいが、自然と云いように色気があるので、何(ど)んなものでも酒を飲むと少しは気が狂って来るものと見え、文治もお村を美(い)い女だと思った心が失せないか、

文「手前と斯うやって酒を飲むのが一番いゝ心持だが、若(も)し己が冗談を云いかけた時は手前は何(ど)うする」

村「おや旦那旨いことばかり仰(おっし)ゃって私などに冗談を仰ゃる気遣(きづか)いはありませんが、本当に旦那様の仰ゃることなら私は死んでも宜しい、有難いことだと思って居ります」

文「それだから手前は世辞を云ってはいかんと云うことよ」

村「お世辞でも何(なん)でもありません、有難い