輕鬆讀懂日語經典作品
ja-reading.com
輕鬆讀懂日語,輕鬆閱讀日語。線上閱讀日語經典作品。支援在閱讀過程中顯示假名、查詢生詞、翻譯句子。
ごくちゅうしょうそく
獄中消息
大杉 栄
線上閱讀大杉 栄《獄中消息(ごくちゅうしょうそく)》,假名注音日語閱讀。JLPT N2,點詞查義。
N2 · 挑戰 · 新字新假名 · 57,149 字 · 114 頁
しかし、これもあの文法を読んでしまってからのことだから急ぐには及ばぬ。それと同時に自然、辞書の必要も生ずるのだが、露和の小さなのがあると思う。お困りの際だろうが、何とかして買ってくれ。『帝国文学』は許可になった。本年末にいろいろ読み終えた本の郵送をする。
やがて二人出る。村木はそうでもないようだが、百瀬は大ぶ痩せた。一度ぐらい大いに御馳走してやってくれ。来月末には厳穴※(始め二重括弧、1-2-54)赤羽※(終わり二重括弧、1-2-55)が出る。その次は来年の正月の兇徒連。人のことではあるがうれしい。
暑くるしいので筆をとるのが大儀至極だ。これで止す。さよなら。
*
堀保子宛・明治四十二年十月九日
先月はずいぶん手紙の来るのを待った。二十日過ぎにもなる。まだ来ない。不許にでもなったのだろう、とも思って見たが、しかし来ないのは僕のところばかりでもないようだ。堺のところなぞもまだ来た様子がない。少し変だ。きっとこれは社会に何か異変があったのに違いない。あるいは愚堂※(始め二重括弧、1-2-54)内山愚堂、大逆事件の一人、その事件の起る少し前に不敬事件で収監された※(終わり二重括弧、1-2-55)の事件からでも、飛んでもない嫌疑を蒙って、一同拘引というようなことになっているのじゃあるまいか。