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びじゅつがっこうじだい

美術学校時代

高村 光太郎

線上閱讀高村 光太郎《美術学校時代(びじゅつがっこうじだい)》,假名注音日語閱讀。JLPT N2,點詞查義。

N2 · 挑戰 · 新字新假名 · 7,454 字 · 15 頁

青空文庫

当時の美術学校は始めの一年が予科で本科が四年、五年で卒業ということになっていた。始めの一年の予科は皆おなじ学習をやり、その一年間やった学習の中で自分の気にいった科を選んで本科に入る。それから後四年間やって卒業するのである。僕は洋画の方はやらないで日本画をやらせられた。それから彫刻をやった。予科のうちは方々の教室に入って日本画もやり彫刻もやるという風であった。

その当時の日本画科の先生には橋本雅邦、川端玉章、川崎千虎、荒木寛畝(今の十畝さんのお父さん)それから小堀鞆音等がいた。彫刻の方では僕の親父高村光雲、外に石川光明、竹内久一両先生、この三人くらいであった。木彫の方には助教授の林美雲先生などが居られた。僕は日本画の方で臨画ばかりやらされていた。つまり以前からの学校の御手本であり、これは岡倉先生の趣味に合ったものばかりで南画系統のものは無く北画ばかりであった。それを先ず一年間勉強すると今度は彫刻科にいって木彫を主としてやるようになった。

学校では親父と石川先生などが相談して、やはり昔からの木彫の順序立ったやり方を教える。地紋、肉合い、浮彫、丸彫等と二年間くらいはそれを教えられる。