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てっとうのかいじん

鉄塔の怪人/海底の魔術師

江戸川 乱歩

線上閱讀江戸川 乱歩《鉄塔の怪人/海底の魔術師(てっとうのかいじん)》,假名注音日語閱讀。JLPT N3,點詞查義。

N3 · 進階 · 新字新假名 · 160,770 字 · 322 頁

青空文庫

ぼくの名誉がメチャメチャになってしまうのですよ。」

「きみの名誉だって? そんなにきみは、名誉の高い子どもなのかい?」

「そうです。ぼくは、少年名探偵として、わるものどもに、おそれられているんです。それが、こんなはずかしいめにあっちゃ、ぼくは先生にだって、あわせる顔がありません。」

少年はなみだぐんで、くやしがっています。

「先生だって? きみの先生というのは、もしや……。」

「そうですよ。明智小五郎先生です。ちょうど先生は旅行中なのです。そのるすのまに、こんなはずかしめを、うけたのです。」

「するときみは、あの名高い少年助手の……。」

「小林です。……みなさん、ぼくはきっと、あいつらをつかまえてみせます。明智先生といっしょに、この怪物団をほろぼします。見ててください。きっとです。ぼくをこんなめにあわせたやつを、やっつけないで、おくものですか。」

小林少年ときくと、人びとはびっくりしたように、このかわいらしい子どもの顔を、ながめました。ああ、これが、明智探偵のかたうでといわれる少年名探偵だったのかと、にわかに、人びとのあつかいが、ちがってきました。

「そうか。