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「あばた」も「えくぼ」、「えくぼ」も「あばた」

「あばた」も「えくぼ」、「えくぼ」も「あばた」

喜田 貞吉

線上閱讀喜田 貞吉《「あばた」も「えくぼ」、「えくぼ」も「あばた」》,假名注音日語閱讀。JLPT N2,點詞查義。

N2 · 挑戰 · 新字新假名 · 6,973 字 · 14 頁

青空文庫

恐縮の次第である。いかに「素人考古学者」だからとて、これはあまりにもお手軽く扱われたものだ。この遺蹟は大原町とはいっても、ずんと山間の渓流に沿うた丘陵の麓にあって、石器時代人は確かにそこに聚落を造っていたが、その後になって農民などがそう古く入り込むべき場所ではないのである。またその遺蹟は上み手から流れる土砂にて蔽われて、現在では地下約三尺五寸のところに包含せられているので、もちろんこれと重複した他の遺蹟の存在はその附近に認められるべくもないのである。また問題の銭入土器が発見せられたのは、石器、土器等の多く発見せられた同層位の炉の附近で、むろん土器の脚を灰皿として使用するような好事家が、後世玩弄物としてこれを蓋物に造り上げて、時にその中に銭貨を蔵め、これをわざわざ遺蹟の土を掘って埋めたのが、たまたま炉の側であったなど考うべき余地のあるものではない。しかし単に余輩の言のみではなお不安心であろうから、余輩がかの小論文の載った『ミネルヴア』を所蔵者菅原儀左衛門に寄贈したに対して、同君から寄越された挨拶状の一節を念のために左に摘録する。

……日本石器時代終末期に就いての題下に、先生の論説を繰り返し繰り返し再三四度拝読いたし、石器時代遺蹟から宋銭発見の事実、拙者発掘に関する事項に関しては寸毫も相違無之、其の記事の正確