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ジャーナリズムのこうろ
ジャーナリズムの航路
宮本 百合子
線上閱讀宮本 百合子《ジャーナリズムの航路(ジャーナリズムのこうろ)》,假名注音日語閱讀。JLPT N2,點詞查義。
N2 · 挑戰 · 新字新假名 · 2,842 字 · 6 頁
高松宮が大阪で社会見学をした――と云ってもキャバレーやバーめぐりであるが、どたばたキャーキャーの記事。こういう記事は、いまのジャーナリズムで新版水戸黄門膝くり毛めいた効果をもっている。日本の人々の心に過去の幻のかげとしてのこっている天皇や宮さまというものの権威、しかもそれが、ふーんなるほど、ああいう人たちというのはそういうものなのかねえ、とつぶやかせるように、自分たちにとっての日常茶飯事において一種の型やぶり、おうようなまぬけの行為者として出現して来ているところに、こんにちのアロハシャツ的封建性への効果がとらえられている。
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