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スウィスにっき
スウィス日記
辻村 伊助
線上閱讀辻村 伊助《スウィス日記(スウィスにっき)》,假名注音日語閱讀。JLPT N2,點詞查義。
N2 · 挑戰 · 新字新假名 · 216,275 字 · 410 頁
メョンヒ登山
随分おしゃべりをして、もう十一時過ぎになってしまった。
メョンヒ登山(一九一四・一・二六)
ユンクフラウに登りかけた時、我慢が出来なくなって、いよいよ今日はメョンヒに登る事にした。
ユンクフラウと共に、メョンヒの名の知られたのも随分古いことであるが、どこの山岳も同じようで、果してそれが今の山頂に与えられた名であるかは、比較的近代まではっきりしていなかった。最初に文字に残された M※(ダイエレシス付きU小文字)nch と云う名は、千六百六年のことで、然しそれはシュワルツ・メョンヒを意味していたと想像される。千七百十六年に、M※(ダイエレシス付きU小文字)nch in Grindelwald と云う語が用いられておると云うが、いずれの山岳を云ったものかはっきりしていない。十九世紀になって表わされたベルンからの見取り図にも、ユンクフラウに並んでシュネーベルク Schneeberg と、ガイスベルク Geisberg と記したのがある、前者はアイガーであって、後者はメョンヒである、そしてアイゲルス・シュネーベルク、及びアイゲルス・ガイスベルクと云う名や、インネル・アイゲルとか、ヒンテル・アイゲル Innereiger.; Hintereiger など、区別されているところを見ると、我がメョンヒはむしろ、アイガー、