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あるくこと
三好十郎の仕事 第三巻
三好 十郎
線上閱讀三好 十郎《三好十郎の仕事 第三巻(あるくこと)》,假名注音日語閱讀。JLPT N2,點詞查義。
N2 · 挑戰 · 新字新假名 · 334,472 字 · 667 頁
男B へえ。……(それでも、するのを思いとどまって、Aとともにトラックの方へ。警官は路を開いて二人を通す。二人は、慣れたもので、しかしノロノロとした動作で、タイヤの上部に足をかけて、トラックに乗る)
警官 ……(それを見ながら、かくべつの感じもなく)お前たちも、もう、いいかげんにしたらどうだい? 二人とも、何度目だよ? ……(AもBも返事をしない)警察と収容所とこんな所をグルグルまわって暮しているようなもんじゃないか。
男A ……そんでも、しょうがねえもんなあ。
警官 ……おれたちの身にもなってくれよ。三時にたたき起されて、こうして――
男B すんません。……(ニヤリとしてペコリと頭をさげ、Aと共にトラックの片隅に身を寄せ合って、ちぢこまる)
男C けしからんではないかね? 人権を、この――(プリプリいいつつ、私服刑事に、こづかれながら、同じ方向から出て来る。半白のヒゲを生やした老人で、顔だけはわりにチャンとしているが、みなりは完全に浮浪者。ブクブクのタビを五六枚はいて、その上からナワでしばった両足。私服Aは慣れきっているようで、ふきげんに興味なさそうに、返事はせず、男Cをトラックの方へ追い立てる)……これでも、とにかく、私は料金を払って……とにかく、ホテルなんだから、――それを、浮浪者あつかいにするというのは、