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みうらたまきのプロフィール
三浦環のプロフィール
吉本 明光
線上閱讀吉本 明光《三浦環のプロフィール(みうらたまきのプロフィール)》,假名注音日語閱讀。JLPT N2,點詞查義。
N2 · 挑戰 · 新字新假名 · 11,579 字 · 23 頁
およそ概念的に考えるシューベルトではない、それは三浦環ならではうたえない、風格のにじみ出たドラマティックな「冬の旅」であった。
楽壇の誰もが立ちあがらないでまごついているのに、最先きに立ちあがり、しかも六十二歳という年で、昔の面影がすっかり消え失せた、やせさらばいた肉体をもってリサイタルを催した。その音楽に対する灼熱の情熱に絶大な敬意を捧げたのであった。
このリサイタルの時の例のお話に、三浦さんは、あたしはアドリナ・パティのように七十二歳まで歌をうたおうと思っていましたが、戦争がすんだこの頃では、そんな欲張ったことは考えずに、生きているうちだけは歌をうたって、皆さんに楽しんで頂きたいと考えています、と語ったので、僕はオヤッと思った。そして二十年前、ニューヨークのマジソン広場で凱旋祝賀会に、ウィルソン大統領の案内でステージに立ち、感激したアメリカの将兵三千名から握手をされた思い出を語り、もう一度アメリカに行って「お蝶夫人」をうたい、アメリカにいるお友達と、アメリカの大衆に日本と日本人の美点を紹介し、世界平和と文化日本の再建のために働きたいと、涙を流して語り、聴衆に大きな感銘をあたえた。