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はいくはかくかいしかくあじわう
俳句はかく解しかく味う
高浜 虚子
線上閱讀高浜 虚子《俳句はかく解しかく味う(はいくはかくかいしかくあじわう)》,假名注音日語閱讀。JLPT N2,點詞查義。
N2 · 挑戰 · 新字新假名 · 73,016 字 · 144 頁
あとで作ったものか、あるいは収録するに足らぬ句として入れなかったものか、いずれかであろう。「はて知らずの記」の文章をここに引用して置くことは無用の事でもあるまい。
巡査一人草鞋にて後より追附かれたり。中将の墓はと尋ぬれば我れに跟きて来よといふ。道々いたはられながら珍らしき話など聞けば病苦も忘れ、一里余の道はかどりて其笠島の仮住居にしばし憩ふ。地図を開きて道程細かに教へらる。いと親切の人なり。野径四、五町を過ぎ岡の上杉暗く生ひこめたる中に一古社あり。名に高き笠島の道祖社なり。京都六条道祖神の女の商人に通じて終にこゝに身まかりたりとかや。口碑固より定かならず。
われは唯旅すゞしかれと祈るなり
杉の中道横に曲りて薬師の堂を下れば、実方の中将馬より落ち給ひし処大方こゝらなるべし。中将は一条天皇の御時の歌人なり。ある時御前にて行成卿の冠を打ち落しゝより逆鱗にふれ、それとなく奥羽の歌枕見て来よと勅を蒙り、処々の名所を探りて此処にかゝり給ひし時、社頭なれば下馬あるべきよし土人の申しゝに、扨は何の御社にやと問ひ給ふ。土人しか/″\の旨答へしかば、そは淫祠なり馬下るべきにも非ずとて阪を上り給ひしに、如何はしたまひけん馬より落ちて奥州の辺土にあへなく身を終り給ふとぞ聞えし。