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きょうふのきせつ
叢書名著の復興1 恐怖の季節
三好 十郎
線上閱讀三好 十郎《叢書名著の復興1 恐怖の季節(きょうふのきせつ)》,假名注音日語閱讀。JLPT N2,點詞查義。
N2 · 挑戰 · 新字新假名 · 257,544 字 · 508 頁
を解きほごしてみることが、ひどくメンドウで、私にオックウに思われたためでもあるが、それよりも、さらに大きな理由はもっと直接的なものであった。それは、私がこの人たちに対して、強い親近感を抱いていながら――多分、抱いているからこそ――この人たちの作家としての歩みを全部的には肯定することができない、いや、考えようでは、一番基本的にザンコクな個所で否定しなければならないためであった。「自分のことはタナにあげて」そんなことをするのは、つらい。なんども書き出しては、やめた。今でも、一方に、やめることができれば、やめたい気持がある。しかし、けっきょく書くことにする。なぜなら、この人たちの持ち出している諸問題と姿の中に、私自身の問題や姿も含まれていることに気がついたからである。だから、むしろ、書かないでいる事こそ、ホントは「自分のことをタナにあげる」ことになるからだ。
どこまで突込んで行けるか。わがペンよ、冷やかにあれ。
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あらゆる芸術作品、とくに文学作品は、直接的にはその作者個人が、間接的にはその作者のぞくしている集団・層・階級・民族・場所・地方・時代が「生きる」