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よあけまえ
夜明け前
島崎 藤村
線上閱讀島崎 藤村《夜明け前(よあけまえ)》,假名注音日語閱讀。JLPT N2,點詞查義。
N2 · 挑戰 · 新字新假名 · 105,172 字 · 206 頁
なんと言っても、以前の神祇局は師平田鉄胤をはじめ、樹下茂国、六人部雅楽、福羽美静らの平田派の諸先輩が御一新の文教あるいは神社行政の上に重要な役割をつとめた中心の舞台である。師の周囲には平田延胤、師岡正胤、権田直助、丸山作楽、矢野玄道、それから半蔵にはことに親しみの深い暮田正香らの人たちが集まって、直接に間接に復古のために働いた。半蔵の学友、蜂谷香蔵、今こそあの同門の道づれも郷里中津川の旧廬に帰臥しているが、これも神祇局時代には権少史として師の仕事を助けたものである。田中不二麿の世話で、半蔵がこんな縁故の深いところに来て見たころは、追い追いと役所も改まり、人もかわりしていたが、それでも鉄胤老先生が神祇官判事として在職した当時の記録は、いろいろと役所に残っていた。ちょうど草の香でいっぱいな故園を訪う心は、半蔵が教部省内の一隅に身を置いた時の心であった。彼はそれらの諸記録をくりひろげるたびに、あそこにだれの名があった、ここにだれの名があったと言って見て、平田一門の諸先輩によって代表された中世否定の運動をそこに見渡すことができるように思った。別当社僧の復飾に、仏像を神体とするものの取り除きに、大菩薩の称号の廃止に、神職にして仏葬を執り行なうものの禁止に――それらはすべて神仏分離の運動にまであふれて行った国学者の