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たいようをのむあかいろうせいのひみつ
太陽を呑む赤い老星の秘密
畑中 武夫
線上閱讀畑中 武夫《太陽を呑む赤い老星の秘密(たいようをのむあかいろうせいのひみつ)》,假名注音日語閱讀。JLPT N3,點詞查義。
N3 · 進階 · 新字新假名 · 2,746 字 · 6 頁
このごろの宇宙という言葉には、あまり遠くないところを指していう場合があるようだ。一つの例は宇宙旅行である。宇宙旅行というのは、大体は月とか火星をいっていて、太陽系の外はまああまり考えていない。
ロケットや人工衛星の時代になると、われわれに比較的近いこの空間のことが、飛躍的によくわかってくることは確かである。そこでこの比較的近いところ、具体的にいえば地球のずっと高いところから始まって太陽系全体くらいのところを、何かうまい言葉でおきかえる必要がある。
英語ではスペイスという言葉をよく使う。宇宙旅行はスペイス・トリップといって、ユニバースとかコスモスは使わない。
話が固くなって恐縮であるが、国際地球観測年がすんだ後も、ロケットや人工衛星での研究を国際的に続けるために、スペイス・リサーチの特別委員会というのを国際的につくろうという気運になっている。ここで早速スペイスが出てくる。「スペイス・リサーチ」を「宇宙研究」ではちょっと困る。アンタレスの研究などはスペイス・リサーチのなかに入っていないからである。
「空間研究」なら直訳でいいけれども、これは数学屋さんから文句が出そうである。