輕鬆讀懂日語經典作品
ja-reading.com
輕鬆讀懂日語,輕鬆閱讀日語。線上閱讀日語經典作品。支援在閱讀過程中顯示假名、查詢生詞、翻譯句子。
おんなのはなし・はなのはなし
女の話・花の話
上村 松園
線上閱讀上村 松園《女の話・花の話(おんなのはなし・はなのはなし)》,假名注音日語閱讀。JLPT N2,點詞查義。
N2 · 挑戰 · 新字新假名 · 2,639 字 · 6 頁
女中の髪でも、その丈長の工合など、ゆかしいものでした。この丈長でも、京と大阪では少し違っておりましたし、帯だって形が違っておったようです。京の女中のは、黒繻子の帯をキチンと斜かいに立てに結んだものが、大阪は両端を少しだらりと下げておったように覚えております。
手がらなどでも、若い人だけがかけたものではなくて、年とった人でもかけておりました。鼠色の手がらなどあって、そういうものがいろいろとありました。私の記憶にあるものでも、様々変った女風俗があります。
帝展に限らず展覧会の女風俗画は、ほとんど今風のものが多かったのですから、私の描くようなものは流行不流行は別として、また幾分か物なつかしさがあるだろうと思いまして、思いついて青岱の嫁御寮をかいてみたわけでした。
○
新しいものが流行で、だんだん旧いことが廃れてゆきます。これは絵のことばかりではありません、何も彼も旧いものは廃れてゆく時代なのですから、なおさら心して旧いものを保存したい気にもなります。これは何も、時代に反抗する心というような、そんな烈しい気持ではなくて、自分を守るという気持からです。