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かいせいガン

怪星ガン

海野 十三

線上閱讀海野 十三《怪星ガン(かいせいガン)》,假名注音日語閱讀。JLPT N2,點詞查義。

N2 · 挑戰 · 新字新假名 · 113,544 字 · 227 頁

青空文庫

そういっているとき、テッド隊長が、帆村のほうへ声をかけた。

「帆村君。いまみんなの意見を集めているんだが、きみはどう考えるかね。扉を開いて、相手の申し出におうずるかどうか、きみの考えは」

帆村はうなずいた。

「わたしは、すぐ扉をあけて、相手と交渉にはいったがいいと思います」

「ほう。きみもやっぱりそのほうか。扉をあけるのはいいが、艇内の気圧が、いっぺんに真空に下がるだろうと思うが、このてん考えのなかにはいっているかね」

「わたしは、そのてんも心配なしと思います。つまり、扉の外は、じゅうぶんに空気があるんだと思うのです。なぜなら、外から声をかけられるんですから、外に空気があり、相手は空気を呼吸しながら立っているんだと推察しているのですが、隊長のお考えは、いかがです」

「うん。きみのいまの説によって、完全に説明しつくされた。そうすれば、外部に空気があることが信じられる。しからば、わしもさっそく扉をあけて、相手に面会する決心がつくというものだ」

「では、どうぞ、しかし、びっくりなすってはいけませんよ」

「なんだって。びっくりするなとは、何が?」

「それはだんだんわかってきましょう。