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かいせいガン

怪星ガン

海野 十三

線上閱讀海野 十三《怪星ガン(かいせいガン)》,假名注音日語閱讀。JLPT N2,點詞查義。

N2 · 挑戰 · 新字新假名 · 113,544 字 · 227 頁

青空文庫

そこが怪星ガンの操縦室にちがいなかった。なにしろすごい動力室であった。科学と技術の粋をあつめた大殿堂とでも、いいたいほどの大壮観であった。

「さっき見た大きなエンジンは、何を原動力にしているの」三根夫はハイロにたずねた。

「いまのところ、旧式だけれど原子力エンジンを使っていますがね。そのうちに、もっと能率のよいものに改造する計画があるんですって」

「へえ、原子力エンジンは旧式だというの」

「あれは消極的であるから、能率がよくないし、大きな装置がいる割合いに、動力があまりでてこないといっていますよ」

「そうかなあ。原子力エンジンといえば、すばらしい動力をだすものだがなあ」

「この国の技術は、循環性の強力なエンジンを設計するといっているんです。つまり、だしたものを、またもとへ入れて、まただすという仕掛けですよ。そうなれば、いままでのように原料を使いすてるというやり方は、損だといっています」

ハイロは、エンジンのことについても、そうとうの知識を持っているようだ。

「ハイロ君。この国は宇宙のなかを運行していくがその力はやっぱりあの動力室からでているの」

「そうですとも。