輕鬆讀懂日語經典作品
ja-reading.com
輕鬆讀懂日語,輕鬆閱讀日語。線上閱讀日語經典作品。支援在閱讀過程中顯示假名、查詢生詞、翻譯句子。
にっき
日記
宮本 百合子
線上閱讀宮本 百合子《日記(にっき)》,假名注音日語閱讀。JLPT N2,點詞查義。
N2 · 挑戰 · 新字新假名 · 11,669 字 · 24 頁
だから絶対に丈夫にならなければいけないし又来年は早く手まわしをして、二人で暮し、mが通勤の出来るところに暮さなければならないと思う。
一寸座敷の奥にひっこんでいたら、松林のむこうから俥がゆっくり入って来た。おやと思うと、mがおりた。白いさっぱりした靴をはいて。
この前のときもそうだったが、mを見た瞬間何だかきまりわるいような珍しいような、すこし違ったような感じがする。
「どうだったい?」
「大丈夫。――きれいな靴ね」
「うん、お化粧してきた、一寸おしゃれをするときれいになるもんだね」
「うちで?」
「いいや秋葉原んところでやらして来た」
m、この節随分いろいろ普通の生活になれて来た。
安芸がよこしたという果物のおみやげ。
おひるをたべ、一寸眠り二時から海へゆく。きょうはついてゆく。黒いめがねをかけて。葦の間をおりてゆく。茶っぽい水の流れている川へ出た。
「ここをわたるの?」「深くなりそうね」「この位まである」股の上のところをさす。「まあいい行って見ましょうよ」手につかまってスカートをたくし上げて入ってゆくほどに、下の白いものまでぬれて来た。「アラもう駄目よ、これじゃ」