輕鬆讀懂日語經典作品
ja-reading.com
輕鬆讀懂日語,輕鬆閱讀日語。線上閱讀日語經典作品。支援在閱讀過程中顯示假名、查詢生詞、翻譯句子。
ぼうがくととうきょう
望岳都東京
木暮 理太郎
線上閱讀木暮 理太郎《望岳都東京(ぼうがくととうきょう)》,假名注音日語閱讀。JLPT N2,點詞查義。
N2 · 挑戰 · 新字新假名 · 31,243 字 · 61 頁
二千米以上十四座、二千百米以上十一座、二千二百米以上八座、二千三百米以上九座、二千四百米以上五座、二千五百米以上四座、二千六百米以上三千米以下六座、三千米以上六座、総計六十三座を数うることが出来る、尚お此上に一、二座を加うることはあってもこれより減ずることは決してない。二千米以上の山を斯くも多数に望見し得る所は、それが山岳地の都会であっても珍らしいことであろう。其点からいうと東京市が日本最大の平野たる関東平原の東隅に位していることは、望岳都として真に好位置を選んだもので、今少し西であっても或は北であってもこれ丈の山は望めないことになる。殊に三千米以上の山になると富士山を除けば一つも見えなくなってしまうのである。尤も南の方六郷辺からは白峰三山や金峰山が望まれ、北の方下野の東部からは蓼科山と八ヶ岳とが望まれるが、得る所は失う所を償うに足らない。唯だ東の方千葉佐倉の近傍からは、略ぼ東京市中と同数の山が望まれることと思うが、果して然るや否やは実際に望み見た上でなければ断言することは出来ない。
上に掲げた山岳を(一)上野州界及日光火山群、(二)上信越及上信界、(三)奥秩父、(四)赤石山系等に分つと、(一)が十七座、(二)が二十座、(三)が十四座、(四)が十一座の割合となり、更に之を南北に二大別すれば、北が三十七