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わたしのこどもじぶん
沖縄女性史
伊波 普猷
線上閱讀伊波 普猷《沖縄女性史(わたしのこどもじぶん)》,假名注音日語閱讀。JLPT N2,點詞查義。
N2 · 挑戰 · 新字新假名 · 29,877 字 · 60 頁
によれば、向象賢の頃には国王の名代として三司官が行くようになっていたのであります。そして何時からそうなったのであるかわからないが、近代になっては国王の名代として下庫理当(式部官)が行くようになりました。民族的宗教衰微の歴史はこういうところにも現われているのであります。
『古琉球』にも書いておいた通り、沖縄人の祖先は最初久高島に到着し、それから知念に上陸して玉城辺に居を卜したのでありますから、この地方すなわち俗に東方と称する所は古来沖縄の霊地となっていたのであります。それゆえに上古においては、国王のこの霊地への行幸は政治上重大な意味を有していたのであります。そして、これに劣らず重大な事件は聞得大君の御初地入(俗にお新下りという)でありました。これは聞得大君が任命されると間もなく、その領地たる知念へ始めて御下りになって霊地斎場御嶽に参詣されることで、昔は国王の冊封の儀式にも比すべき儀式でありました。さて今から二百十七年前すなわち清の康熙五十六年に、この御初地入を挙行することについて端なくも政治家と聞得大君御殿との間に大衝突が起ったのであります。事の起りはこうである。