輕鬆讀懂日語經典作品
ja-reading.com
輕鬆讀懂日語,輕鬆閱讀日語。線上閱讀日語經典作品。支援在閱讀過程中顯示假名、查詢生詞、翻譯句子。
ほのおのひと――ゴッホしょうでん――
炎の人――ゴッホ小伝――
三好 十郎
線上閱讀三好 十郎《炎の人――ゴッホ小伝――(ほのおのひと――ゴッホしょうでん――)》,假名注音日語閱讀。JLPT N2,點詞查義。
N2 · 挑戰 · 新字新假名 · 104,035 字 · 207 頁
私の戯曲にそれらがどの程度にまで生きたものとして実現されているか、今のところ私自身にはハッキリわからない。ただそのために出来るだけの努力はした。後はさしあたり、戯曲をよんでくれ、劇を見てくれる人々の批判に、素直に耳を傾けたいと思う。
(一九五一年八月末)
人生画家ゴッホ
画家は即ち画家とだけでたくさんで、それ以外の形容詞は要らないのだが、仮りに人生の画家という言葉が在るとするなら、ゴッホほどこれにふさわしい画家はいないであろう。
理屈ではない。また彼の生きがいの歴史を調べたうえでの結語のようなものでもない。ゴッホの絵を見て、ジカにわれわれの感ずるものとしてである。作品が彼の人生そのものとピッタリと一本になっている実感を持っていること。つまり「絵を生きている」こと彼のごとく素朴にして強烈な画家は他にあまりない。一枚のタブロウ全体でも、ひとタッチずつの中でも彼は生きている。
生きるということは、意識と無意識とを一度に働かして物にぶちあたることだ。行動の直中にキチガイになるということだ。そのことの直中に燃え、燃えつきるということだ。
画作十年の全作品を通じてそうであるが、特に完全に自己の独創に立って矢つぎ早に傑作を描いた晩年三、四年間の作品には、近代画家の大概にあるところの、自然を三段論法風に「解釈」