輕鬆讀懂日語經典作品
ja-reading.com
輕鬆讀懂日語,輕鬆閱讀日語。線上閱讀日語經典作品。支援在閱讀過程中顯示假名、查詢生詞、翻譯句子。
げんだいゆいぶつろんこうわ
現代唯物論講話
戸坂 潤
線上閱讀戸坂 潤《現代唯物論講話(げんだいゆいぶつろんこうわ)》,假名注音日語閱讀。JLPT N2,點詞查義。
N2 · 挑戰 · 新字新假名 · 251,295 字 · 490 頁
之は決して進歩的でないのではなかった。積極的な新しい原理の探究ではあったのだ。だがこの原理が、思想的抵抗線としての最後の兵站部たるマルクス主義から独立出来ると思い込んだのが、その一種抜き難いマヤカシ物の臭味を結果したのである。大衆の無形の期待が、あらぬ方へ持って行かれて裏切られたという感じが、この臭味だ。
次に人間性はどうか。
自由と自由主義(特に文化的自由主義)との右に述べた関係は、略々そのまま、人間性(ヒューマニティー)とヒューマニズムとの関係となって現われている。一面から云うと今日のヒューマニズム論はかつての行動主義からの伝統であると云わねばならぬ。その限りヒューマニズムはより適切なより眼界の広い行動主義の新装だと云わねばならぬ。そうである限り、私は行動主義について述べたことをここにそのまま繰り返せばよいわけだ。
併しヒューマニズムは明治大正期の一派の文芸運動としての「人道主義」と、少なくとも言葉の上で連関を持っている。言葉の上で連関を持っているから、人道主義の伝統から今日のヒューマニズムが生じて来たと云うのではない。ヒューマニズムという言葉がそれ程歴史のあるものだということが云いたいのである。