輕鬆讀懂日語經典作品
ja-reading.com
輕鬆讀懂日語,輕鬆閱讀日語。線上閱讀日語經典作品。支援在閱讀過程中顯示假名、查詢生詞、翻譯句子。
げんだいゆいぶつろんこうわ
現代唯物論講話
戸坂 潤
線上閱讀戸坂 潤《現代唯物論講話(げんだいゆいぶつろんこうわ)》,假名注音日語閱讀。JLPT N2,點詞查義。
N2 · 挑戰 · 新字新假名 · 251,295 字 · 490 頁
彼は自然哲学的根本問題・空間的存在の問題・に対して、ソフィストの名にそむかぬ不信任をなげつけた。もっともこの不信任は、プラトン(†374 v. Chr.)の円熟した晩年の作『ティマイオス』(Timaios)に於て結局撤回され、そこでは再び空間(場処)――アリストテレス(†322 v. Chr.)は併しわざわざ之を「プラトン的質料」と云い直した――がイデアの母胎の位置に登せられたのであったが。――空間問題の軽視は、観念論の採用と共に始まったのである。で逆に、空間問題の尊重は元来、唯物論と共に始まったのだということが判るだろう。実際、ギリシア古代哲学は、その哲学の根本態度から云って、含蓄ある意味に於ける唯物論をばその共通の特色としていた。こういう歴史的事実を承認しない人々は併し、恐らく唯物論とか観念論とかいう言葉の有つ部分的な効果に、心を奪われているからだろう。そういう部分的な云わば任意のテルミノロギーを用いる人にとって、デモクリトスさえが――プラトンのイデア論の先蹤だという理由で――観念論者に見えるということは、今の吾々にとって一向に差閊えのないことである(H・コーエンの如き)。