輕鬆讀懂日語經典作品
ja-reading.com
輕鬆讀懂日語,輕鬆閱讀日語。線上閱讀日語經典作品。支援在閱讀過程中顯示假名、查詢生詞、翻譯句子。
げんだいぶんがくのひろば
現代文学の広場
宮本 百合子
線上閱讀宮本 百合子《現代文学の広場(げんだいぶんがくのひろば)》,假名注音日語閱讀。JLPT N2,點詞查義。
N2 · 挑戰 · 新字新假名 · 9,491 字 · 19 頁
一九四七年・八年・九年と、新日本文学会の批評活動は、表面からみるとたしかに下り坂を辿った。民主的な文学運動と互にかかわりあうものとして現代文学の全野に亙って作品を評価し、文学現象をしらべ系統的発展のために発言する能力は、すくなかった。けれども、これは、あながち新日本文学会の批評家・評論家が全く無力であったということにはならない。
一九四六・七年には日本の民主革命の目標がやや曖昧に示されていた。したがって、民主的文学の成長をたすけるために主導力たる階級の文学をおし出し(プロレタリア文学の伝統を発展的にうけ入れること)、同時にその連関をもって具体的に現代文学の全野にふくまれているより大きい社会性への可能を、それぞれの道の上に安心して花咲かせるために協力するというよろこばしい活力を発揮し得なかった。
一九四七年以後は、総体として日本の民主革命の目標の不明瞭さはそのままで、一方から民主主義文学は即ち労働者・勤労者の経済・政治闘争に利用されるものでなければならないという一面に傾いた見解がつよくおこった。ある種の文化・文学活動家たちがこの見解の支援のためにうごかされたことも、職場の文学サークルの分裂がある意味ではそこからひき出されたことも、この数年間民主主義文学運動にたずさわって来ていた人が公平にかえりみるならば