輕讀日語

輕鬆讀懂日語經典作品

ja-reading.com

輕鬆讀懂日語,輕鬆閱讀日語。線上閱讀日語經典作品。支援在閱讀過程中顯示假名、查詢生詞、翻譯句子。

ふくざわゆきち

福沢諭吉

高山 毅

線上閱讀高山 毅《福沢諭吉(ふくざわゆきち)》,假名注音日語閱讀。JLPT N2,點詞查義。

N2 · 挑戰 · 新字新假名 · 54,555 字 · 109 頁

青空文庫

4 明治のともしび

ここまで、たまはとんでこない

それには、国民が、もっとものしりにならなければならない。そうだ、国民を教育しなければだめだ。よし、わたしは、その教育者になろう。さいわい、こんどまた、アメリカへいってくることになった。いろいろと見ききしてこよう。)

諭吉は、アメリカに注文した軍艦を、ひきとりにいく幕府の使節の一行にくわわって、二どめのアメリカの旅にでかけていきました。ときに、慶応三(一八六七)年の正月のことでした。

諭吉は、そのまえに、大小の刀一本ずつをのこして、あとはぜんぶ売りはらってしまいました。

(これからの世の中は刀なんていらない。)

とかんがえたからです。

4 明治のともしび

ここまで、たまはとんでこない

「先生っ、たいへんです。上野のほうがくで黒いけむりがたちのぼっています。火の手も、ちらちらともえあがりました。」

かけこんできた生徒の一人が、いきをはずませてしらせました。それまでしずかだった講堂が、きゅうにざわめいてきました。

ドカーン、ドドドーン。

はげしい大砲の音が、それにわをかけました。

「あっ、また、大砲だ。」

と、耳に手をやる生徒もあれば、本をおいて、いきなり、外へとびだそうとする生徒もありました。