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ぜったいむじゅんてきじこどういつ

絶対矛盾的自己同一

西田 幾多郎

線上閱讀西田 幾多郎《絶対矛盾的自己同一(ぜったいむじゅんてきじこどういつ)》,假名注音日語閱讀。JLPT N2,點詞查義。

N2 · 挑戰 · 新字新假名 · 50,000 字 · 99 頁

青空文庫

行為的直観とは全体が無媒介的に一時に現前するという如きことではない。直観とは唯我々の自己が世界の形成作用として、世界の中に含まれているということでなければならない。

個物は何処までも表現作用的に自己自身を形成することによって個物である。しかしそれは個物が自己否定において自己を有つということであり、自己自身を形成する世界の一角であるということである。世界は無限なる表現作用的個物の否定的統一として自己自身を形成し行く。かかる世界において個物が世界の自己形成を宿すという時、個物は無限に欲求的である。我々が欲求的であるということは、我々が機械的であるということでもなく、単に合目的的ということでもない。世界を自己の内に映すということでなければならない。世界を自己形成の媒介とするということでなければならない。動物の生命というものも、既に此の如きものでなければならない、即ち既に意識的でなければならない。動物といえども、高等なればなるほど、いわば一種の世界像を有っていなければならない。無論それは意識的にとか自覚的にとかいうのではない。しかし動物の本能作用というのは一種の形成作用でなければならない。