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かいしゃくがくとしゅうじがく
解釈学と修辞学
三木 清
線上閱讀三木 清《解釈学と修辞学(かいしゃくがくとしゅうじがく)》,假名注音日語閱讀。JLPT N2,點詞查義。
N2 · 挑戰 · 新字新假名 · 11,866 字 · 24 頁
修辞学は心理と論理との統一として、言い換えれば主観的なものと客観的なものとの統一として技術に属するということができる。
プラトンがパイドロスの中で与えた示唆は、修辞学に対する一層積極的な評価のもとに、アリストテレスによって具体的に展開された。アリストテレスに従えば、修辞学は政治学――彼においては倫理学と政治学とは一つのものである――の孫である。修辞学は人間の社会的存在と密接な関係を有している。言葉は本来社会的なものであるとすれば、すべての言葉は本性上修辞学的でなければならぬ。現実の言葉は、一、話す人、二、それについて話されるもの、三、聴く人、という三要素を含み、これに構造づけられた一全体である。私がその人に向って話す相手が言葉のテロス(目的)である。言葉のテロスは私でなく、かえって聴き手すなわち汝である。私は聴き手を説得すること、その信を得ることを求め、そのために修辞学を必要とする。修辞学における信憑の根拠としてアリストテレスは三つのものを区別した。一、話し手のエートス(性格)による証明。その人の心根、性格が立派である場合、我々は容易に彼の言葉を信じる。