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どくしょほう
読書法
戸坂 潤
線上閱讀戸坂 潤《読書法(どくしょほう)》,假名注音日語閱讀。JLPT N2,點詞查義。
N2 · 挑戰 · 新字新假名 · 130,289 字 · 257 頁
云うまでもなくこうすることによって、思想の展開の必要性が合理的に呑みこめるのであり、近代唯物論への移行の必然性を納得出来るのである。大冊子とは云えないから詳しい思想分析も社会事情の分析も不可能なわけだが、要点を指摘しているから今後の研究の要領を指導出来ると信じる。再版の時は誤植を訂正のこと。
(一九三五年十月・三笠書房版・新四六判・二六一頁・定価八〇銭)
2 熊沢復六訳『小説の本質――(ロマンの理論)』
ソヴェートの『文芸百科辞典』の「ロマン」の項を起草するために行なわれた研究報告と討論(一九三四―五年)を編纂したもので、報告者はルカーチ(最初の二八頁)、討論者の主なるものはシルレル・ヌシノフ・リフシッツ・ペリベルゼフ・等(総数十数名)。報告者ルカーチによると、小説即ちロマンの特色は夫がブルジョア社会の文学ジャンルであるという処に存する。ロマンはエポス(叙事詩――古代英雄詩)に対比させられる。古代ギリシアのエポスは個人と社会とが分裂していない時代の意識を反映するに適した文学ジャンルであって、そこでは、個人が社会から圧迫されて自己の身辺を中心とし散文生活を送らねばならぬというような社会条件はまだ存在しないから、英雄というものが文学的に可能であり、英雄の物語りが詩的表現を取ることが出来る。