輕鬆讀懂日語經典作品
ja-reading.com
輕鬆讀懂日語,輕鬆閱讀日語。線上閱讀日語經典作品。支援在閱讀過程中顯示假名、查詢生詞、翻譯句子。
めいしんかい
迷信解
井上 円了
線上閱讀井上 円了《迷信解(めいしんかい)》,假名注音日語閱讀。JLPT N2,點詞查義。
N2 · 挑戰 · 新字新假名 · 48,601 字 · 96 頁
また、民間にて厄年、厄日というものがある。通例、男子は二十五歳、四十二歳、六十一歳を厄年とし、女子は十九歳、三十三歳、三十七歳を厄年とす。なかんずく、男は四十二歳、女は三十三歳をもって大厄と申しておる。そのはじめはシナにて起こりたることなれども、なにによりてかく定めたりしか明らかならぬ。わが国にてはこれを解して、十九は「重苦」に通じ、三十三は「さんざん」に通じ、四十二は「死に」に通ずるゆえに厄年とするとの俗解あれども、そは信じ難い。つまり永き間の経験にて、人の死するは多く右の年ごろなるより、かく唱うるに至りたるならん。されど、だれもみなその年ごろに病気にかかり、あるいは死亡するというわけではなく、決して一定の規則あることなければ、その年ごろにことさらに養生、衛生に注意するはよろしいが、厄よけ、厄払いなどをするは愚の至りである。また、俗に四十二歳の二つ子と称することがある。すなわち、男の四十二歳のときに二歳の子あれば大不吉にして、父の身上に大不幸をきたすことありといい、その子をすつるを例としてある。その意味は、一説に四十二に二を加うれば四十四となる。