輕鬆讀懂日語經典作品
ja-reading.com
輕鬆讀懂日語,輕鬆閱讀日語。線上閱讀日語經典作品。支援在閱讀過程中顯示假名、查詢生詞、翻譯句子。
きんぞくにんげん
金属人間
海野 十三
線上閱讀海野 十三《金属人間(きんぞくにんげん)》,假名注音日語閱讀。JLPT N2,點詞查義。
N2 · 挑戰 · 新字新假名 · 78,616 字 · 157 頁
とか札のついていたものを見物した。それは、すこぶるかんたんな立体幾何学的な模型のような形をしていた。
大小三つの輪が、からまりあっているような、そしてかごのできそこないみたいにも見えるものがあった。あれがたしか「骸骨の一」であった。
それから、三本の直線の棒が平行にならんでいて、そのあいだに助骨のように別のみじかい棒が横にわたっていて、もとの三本の直線の棒をしっかりとささえていた。それが「骸骨の二」であったと思う。じぶんは、ふしぎに思ったので、よく見て、いまもわすれないでいるのだ。
そのつぎに「骸骨の三」は前の二つのものよりずっと複雑なものだった。いやにまがりくねった透明の糸みたいなものが走っていて、なんだかクラゲのような形をしていた。
さてそのつぎの「骸骨の四」という仕切りの中を、針目博士が開いて、おどろきの目をみはったのだ。その箱の中には、かんじんの物件がはいっていなかった。
“どうしたのだろう。わけがわからない”
と博士が叫んだ。その直後、さっきからじりじりと焦れていた川内警部が、火のついたような声で叫んだため、なにかそれが刺げきとなったらしく、博士は“危険だ、みなさん外へ出てください”と追い出し、そしてそのあとであの爆発が起こったのだ。