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「あばた」も「えくぼ」、「えくぼ」も「あばた」
「あばた」も「えくぼ」、「えくぼ」も「あばた」
喜田 貞吉
線上閱讀喜田 貞吉《「あばた」も「えくぼ」、「えくぼ」も「あばた」》,假名注音日語閱讀。JLPT N2,點詞查義。
N2 · 挑戰 · 新字新假名 · 6,973 字 · 14 頁
したがって一方にすでに石鏃の脚をつけることが始まり、それが使用上便利であることが知られたなら、その風は土器の型式よりもいっそう速やに、かつ広く、久しからずして他にもうつり、同じく脚のあるものが各地に造られたはずであると思う。関東地方においては、比較的新しいと認められる土器に有脚鏃が多く伴い、古いと認められる土器に無脚鏃のみが伴うという。この事実はおそらく山内君も認められていることと思う。多くの点において土器に関して山内君と相類した意見を有せられるらしく思われるが八幡一郎君が書かれたものには、立派にこのことを認めておられるのである。しかしてこの現象は余輩の親しく調査した奥羽や北海道地方においても同様にあらわれて、遺蹟によっては全然有脚鏃のないのもあれば、発見石鏃の約八、九割までが有脚鏃だという事実もある。要するに有脚鏃はわが石器時代のある時期以後に始まったもので、それが実用上便利なるがためにその後盛んに製造せられ、前からあった無脚鏃も骨あるいは竹木をもって脚を造りそえ、有脚鏃としてこれを使ったものであったに相違ない。しかるに中国・九州方面では、ある特殊のきわめて少許の例のほかは、全く有脚鏃は存在しないのである。