輕讀日語

輕鬆讀懂日語經典作品

ja-reading.com

輕鬆讀懂日語,輕鬆閱讀日語。線上閱讀日語經典作品。支援在閱讀過程中顯示假名、查詢生詞、翻譯句子。

せんきゅうひゃくにじゅうくねんいちがつ――にがつ

一九二九年一月――二月

宮本 百合子

線上閱讀宮本 百合子《一九二九年一月――二月(せんきゅうひゃくにじゅうくねんいちがつ――にがつ)》,假名注音日語閱讀。JLPT N2,點詞查義。

N2 · 挑戰 · 新字新假名 · 11,457 字 · 23 頁

青空文庫

――この肉上げましょうか、食べたくなる程美味しい肉ですよ 全くさ

それでも三週間キャベジの煮たのだけたべてやっと百グラムの牛肉が食べられるようになったのだから、彼女はその肉も結局は食べ終る。

歩き乍ら 青いすっぱい林檎を皮ごとたべる。糸抜細工を始めた。

Yが

――このスタンドはいいがどうしてかさがないんでしょうね、病院らしくもない

と云った。

――それがソヴェート式

廊下では 左右の長椅子を中心としてそろそろ歩ける女の患者たちが集る。揃ってお仕着せの薄灰色のガウンをかき合わせ、それだけは病わぬ舌によって空気を震わす盛な声が廊下に充満する。

Yは

「ここの廊下、一寸養老院の感じだよ」と囁いた。

Y、牛乳の空びんやキセリの鍋を白いサルフェートチカにつつんで八時頃かえる。

ファイエルマンは新聞を巻いて上手にスタンドの明りを覆うた。自分はそれを見、ロシア人の持つ生活上の伸縮性を強く感じた。現在二十歳以上のロシア人はすべて革命、飢饉時代を経て生きて来た。生活に必要な条件というものがある。それの全然欠けた日々を潜って如何にして生きるかを習得して来たわけだ。

この民衆の強みはСССРの底石だ。