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せんきゅうひゃくよんじゅうしち・はちねんのぶんだん
一九四七・八年の文壇
宮本 百合子
線上閱讀宮本 百合子《一九四七・八年の文壇(せんきゅうひゃくよんじゅうしち・はちねんのぶんだん)》,假名注音日語閱讀。JLPT N3,點詞查義。
N3 · 進階 · 新字新假名 · 4,924 字 · 10 頁
人々のペンによって語られなければならないと思います。
ところがこのようなさまざまの期待と希望があるにもかかわらず、用紙の問題はどうでしょう。雑誌・書籍の生産費の暴騰はどうでしょう。そして今の電力割当で、どれほどの本が読めるでしょう。人民の所得は戦前の百倍と査定している政府が、百二十六倍の税額を払わせる時、私たちの文化費はどこに残るでしょう。文化と文学の発展は、社会の生産や権力の性質とこんなにも切りはなせないものだということを、本年度はすべての人が切実に発見する年でもあると思います。そして文学はこの社会的な発見の実感の中にさえも新しい萌芽をもっています。〔一九四八年一月〕