輕鬆讀懂日語經典作品
ja-reading.com
輕鬆讀懂日語,輕鬆閱讀日語。線上閱讀日語經典作品。支援在閱讀過程中顯示假名、查詢生詞、翻譯句子。
ちゅうじょうせいいちろうの「かしんしょう」まえがきおよびちゅう
中条精一郎の「家信抄」まえがきおよび註
宮本 百合子
線上閱讀宮本 百合子《中条精一郎の「家信抄」まえがきおよび註(ちゅうじょうせいいちろうの「かしんしょう」まえがきおよびちゅう)》,假名注音日語閱讀。JLPT N2,點詞查義。
N2 · 挑戰 · 新字新假名 · 7,886 字 · 16 頁
書簡(三)
註。アフリカ海岸と飛島点々。父のペン画なり。
書簡(四)
註。左肩にスエズ運河を船が通過するところ右下には英語でニッポン、ユーセンカイシャ、S・Sビンゴマルと書かれた今日で見れば小さい客船の写真がある。凡そ二十年ほど後に、父は再びこの運河を、このハガキに所謂我妹子と子ららやからを伴って通ったのであった。母は旅行記の中に、スエズを通った日のことを書いているが、このようなハガキが遠い昔自分におくられたことを果して思い出していたであろうか。
書簡(五)の一
註。エッフェル塔のエハガキ。一九二九年の初秋には、このエッフェル塔にシトロエン6というイルミネーション広告が終夜明滅していた。父、母、妹たちはヴル※(濁点付き片仮名ワ、1-7-82)ール・ペレールのアパートメントに住み、百合子はヴォジラールの下宿の窓から、シトロエン6、シトロエン6、とせわしい明滅が、シャンゼリゼイの方に向って瞬くのを眺めた。
書簡(五)の二
註。巴里、エトワールのエハガキ。後年、日本の女詩人与謝野晶子の健やかな双脚をして思わずもすくませたりという凱旋門をめぐる恐ろしい自動車の疾駆は未だ見えず、二頭びきの乗合馬車がカツカツと二十世紀初頭の街路を通っている。