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がんりゅうじま

仇討二十一話

直木 三十五

線上閱讀直木 三十五《仇討二十一話(がんりゅうじま)》,假名注音日語閱讀。JLPT N2,點詞查義。

N2 · 挑戰 · 新字新假名 · 16,854 字 · 35 頁

青空文庫

「これは御丁寧なる。何卒(どうぞ)御打ち下されい」

どーん、どーん。見物、欠伸(あくび)していたが、そろそろ起直ってくる。

「いざ」

と引く六尺棒、又勝負したが、どうにかこうにか討取る。どっと鬨(とき)の声が上る。

「御目出度う御座る」

という足軽の言葉をあとに、検使に礼を述べる。

「首級(くび)を持参の儀苦しゅうない」

講談だとすぐ竹矢来を結んで敵討をするが、本当の話となるとそんな事をして仇討したのは極く稀である。俗書に伝えられているのはこれと「宮城野信夫の仇討」位のもので、行馬(こうば)の中での晴の勝負など滅多と無かった。一例として挙げておく。

底本:「仇討二十一話」大衆文学館、講談社

1995(平成7)年3月17日初版発行

1995(平成7)年5月20日2刷

入力:atom

校正:柳沢成雄

ファイル作成:野口英司

2001年5月12日公開

青空文庫作成ファイル:

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