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おんなだいがくひょうろん

女大学評論・新女大学

福沢 諭吉

線上閱讀福沢 諭吉《女大学評論・新女大学(おんなだいがくひょうろん)》,假名注音日語閱讀。JLPT N2,點詞查義。

N2 · 挑戰 · 新字新假名 · 46,995 字 · 91 頁

青空文庫

少の過は忍て怒べからず、心の内には憐て外には行規を堅く訓て怠らぬ様に使ふべし。与恵べき事あらば財を惜べからず。但し我気に入りたるとて用にも立ぬ者に猥に与ふべからず。

此一章は下女の取扱法を教えたるものにして、第一に彼等の言うことを軽々しく信じて※(「女+章」、第4水準2-5-75)姨の親しみを薄くする可らず、其極めて多言なる者は必ず家族親類風波の基なれば速に追出す可し、都て卑しき者を使うには我意に叶わぬことも少なからず、漫りに立腹することなく能く言教えて使う可し、与え恵む可き事あらば財を惜しむ可らず、但し私に偏して猥りに与う可らずと言う。都て非難の点なし。特に心の内には憐み外には行儀を固く訓えて使う可しの一句は、我輩の深く感服する所なり。

一 凡婦人の心様の悪き病は、和ぎ順ざると、怒恨むと、人を謗ると、ものを妬むと、智恵浅きと也。此五の疾は十人に七、八は必ず有り。是婦人の男に及ざる所也。自ら顧戒めて改去べし。中にも智恵の浅き故に五の疾も発る。女は陰性也。陰は夜にて暗し。故に女は男に比るに愚にて、目前なる然べきことをも知らず、又人の誹るべき事をも弁えず、我夫我子の災と成るべきことをも知らず、科もなき人を怨怒り呪詛ひ、或は人を妬憎て我身独立んと思へど、人に憎れ疏れて皆我身の仇と成ことをしらず、最はかなく浅猿し