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ようかいがく

妖怪学

井上 円了

線上閱讀井上 円了《妖怪学(ようかいがく)》,假名注音日語閱讀。JLPT N2,點詞查義。

N2 · 挑戰 · 新字新假名 · 59,416 字 · 117 頁

青空文庫

これ、前の子供の再生なり」と唱うるものあるがごときこれなり。妄想とは、空想中に天国現見し天神を現見して、そのまま実在せりと信ずるがごときをいう。その他、精神諸病のこれを、第三種に属するもの、いくたあるを知らず。

右の表を、あるいは左のごとく分類すべし。

┌外界(幽霊、狐狸等)

妖怪┤  ┌他人(巫覡、神降ろし等)

└内界┤

└自身(夢、夜行等)

今、外界とはわが目前の物質世界をいい、内界とはわが体内の心性世界をいう。すなわち、夢、夜行等は心性の変動より生ずるはもちろん、巫覡、神降ろし等も心性の作用にほかならざれば、これを内界に属するなり。ただし幽霊のごときは、これまた心性作用の変態なること疑いなしといえども、その体の外界に現見するをもって、しばらく外界に属するなり。

以上数種の妖怪、その理由を説明する法、古今大いに異なるところあり。けだし、その異なるところあるは人の賢愚、時代によりて同じからざるによる。これを要するに、その説明の順序、三時代に分かつことを得べし。

まず、第一時代にては、人知いまだ無形の心を考うるに至らず。しかれども、多少知力の発達せるありて、種々の変化を説明せんとするに当たり、夢のごときに至りては、わが体ここにありて遠方の物を見、遠方のことを知るは、けだし、我なる体に二種あり。