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うちゅうせんたい

宇宙戦隊

海野 十三

線上閱讀海野 十三《宇宙戦隊(うちゅうせんたい)》,假名注音日語閱讀。JLPT N2,點詞查義。

N2 · 挑戰 · 新字新假名 · 77,201 字 · 155 頁

青空文庫

一度たべた以上は、少くたべても、たくさんたべても同じことだと胆玉をすえた。

(この連中は、おれたちがここへ来ることを知っていたという。こっちはそんなこととは知らなかった。やはりミミ族の方が、われわれ人間より智力が上なのかなあ)

山岸中尉は、たべながらそんなことを考えた。山岸兄弟が食事をしているのを見て安心したものか、タルミミ隊員は、いつとはなしに二人の前から姿を消してしまった。

「兄さん。あの緑人がみんなどこかへ行ってしまいましたよ」

「うん。しかし、どこからかこっちを見張っているにちがいないから、油断をしないように……」

「はい」

「お前、疲れたろう。しばらく寝ろよ」

「僕、ねむくありません」

「そうか。では兄さんは、二十分ばかりねむる。お前、起してくれ」

「はい、起します」

中尉はそこにごろんと横に寝た。

「これは寝心地がいいぞ。士官室の長椅子より上等だ。はははは」

中尉は豪快に笑った。そしてしばらくすると気持よさそうないびきをかきはじめた。

山岸少年は、兄ののんきさ加減にあきれてしまった。こんなおそろしいところへ来て、ねむってしまうなんて、なんということだろうかと。