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うちゅうせんたい

宇宙戦隊

海野 十三

線上閱讀海野 十三《宇宙戦隊(うちゅうせんたい)》,假名注音日語閱讀。JLPT N2,點詞查義。

N2 · 挑戰 · 新字新假名 · 77,201 字 · 155 頁

青空文庫

あつまっている人々は、声のするほうをふりむいた。

「おお、帆村さんだ。帆村さん、いつのまにここへ来られたのですか」

と、一同はおどろいて、帆村の顔をうちながめた。

さてこの帆村理学士は、奇妙な死骸の謎について、いったいどんな科学的解決をあたえたのであろうか。かれはもういつのまにやら、しらべを始めていたのだ。

奇抜な推理

「いやあ、どうも少し早すぎましたが、あんまりふしぎな話を聞いたものですからね……」

と理学士帆村荘六は、ちょっときまりが悪いか、あとの言葉を笑いにまぎらせた。

「一向かまいませんよ。誰でもいいから、こんな気味のわるい事件は早く解決してもらいたいと思いますよ。帆村君は、どういう風に考えているのですか」

そういったのは、この鉱山事務所の次長で、若月さんという技師だった。この人は、年齢は若いが、技術にも明かるく、そして、ものわかりもよく、鉱員たちの信望をあつめている人で、この鉱山にはなくてはならない人物だった。

「僕の考えですか……」

帆村と若月次長のまわりに、皆が集ってきた。これからどんな話を二人が始めるのか、それを聞き落すまいというのだった。