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うちゅうせんたい

宇宙戦隊

海野 十三

線上閱讀海野 十三《宇宙戦隊(うちゅうせんたい)》,假名注音日語閱讀。JLPT N2,點詞查義。

N2 · 挑戰 · 新字新假名 · 77,201 字 · 155 頁

青空文庫

はははは、これはいい。よし、僕はきっとそれになってみせるぞ」

熱血漢の児玉法学士は、いよいよ顔を赤くして笑った。しかし、さすがの児玉法学士も、やがて彼が宇宙の怪物を相手に、法学士の実力を発揮して、たいへんな役をつとめようとは、神ならぬ身の知る由もなかった。帆村にしても、彼が児玉法学士を引張りこんだことが、一つの神助であったことに、まだ気がついていないのだった。それはいずれ後になってわかる。

東の空が、うっすらと白みそめた。と、刻々と明かるさがひろがっていって、高い鉄塔の上から照らしつけている照明灯の光が、だんだん明かるさを失っていった。とつぜん喇叭が鳴り響いた。総員整列だ。時計を見ると出発まで、あと三十分だ。

帆村たちは、地上指揮所の前に整列した。班長左倉少佐が前に立っている。一同敬礼を交す。それから班長から、本日の宇宙偵察隊出発について、力強い激励のことばがあった。

整備隊長から、彗星一号艇、二号艇の出発準備がまったく整ったことが、班長左倉少佐へ届けられる。

班長はうなずいて、これから出発する望月大尉以下六名をさしまねいて、宇宙図を指しながら、更にこまごました注意をあたえた。