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ばくまついしんかいこだん
幕末維新懐古談
高村 光雲
線上閱讀高村 光雲《幕末維新懐古談(ばくまついしんかいこだん)》,假名注音日語閱讀。JLPT N2,點詞查義。
N2 · 挑戰 · 新字新假名 · 7,468 字 · 15 頁
小刀もよく切れ、原型をやっても旨く、美術協会で銀賞を得たこともあるが多病と生活に追われぬためかえって製作は少なく、今日は意に適する程度にやっているが、かつて、米国セントルイス博覧会に「日本娘」の塑造を出品して、それが彼の地の彫刻の大家の一人であるマクネエル氏の賞讃する処となり、当時米遊中であった故岩村透氏を介して、右の「日本娘」を譲り受けたい旨を伝言されたので、岩村氏帰朝後、その旨を私に話されたから、私から薬師寺君に話をした処、同君もよろこび、承諾しまして、ちょうど光太郎が米遊の途次でありましたから、好便に託し、右の塑造をマクネエル氏にお届けしました。すると二、三年の後、マクネエル氏から自作の婦人の胸像を右の返礼として送って来ました。同君は大いによろこび、大切に秘蔵されています。つまり交換製作といったような工合になったのです。
竹内友樹君は富山県出身。私宅にて美術学校入学の下拵えをして、後に入学。卒業後、香川県の工芸学校の教師となった。
それから、少し変った方面の人には、
佐々木栄多君、この人は横浜の生まれで、土地で家具の彫刻などやっていた。後に私の門下に来ましたが、なかなか才気のある人で、腕もかなり達者になった頃、米国へ行き詩などを作り、詩人としてはどうか知りませんが、先年帰朝して指月という名で雑誌など