輕鬆讀懂日語經典作品
ja-reading.com
輕鬆讀懂日語,輕鬆閱讀日語。線上閱讀日語經典作品。支援在閱讀過程中顯示假名、查詢生詞、翻譯句子。
ばくまついしんかいこだん
幕末維新懐古談
高村 光雲
線上閱讀高村 光雲《幕末維新懐古談(ばくまついしんかいこだん)》,假名注音日語閱讀。JLPT N2,點詞查義。
N2 · 挑戰 · 新字新假名 · 1,179 字 · 3 頁
それを越えると浅草町で、それからは家がなくなってお仕置場の小塚原……千住となります。
花川戸の山の宿から逆に後に戻って馬道へ出ようという間に猿若町がある。此所に三芝居が揃っていた。
観音堂に向って左は境内で、淡島のお宮、花やしき、それを抜けると浅草田圃で一面の青田であった。
観音堂の後ろがまたずっと境内で、楊弓場が並んでいる。その後が田圃です。ちょうど観音堂の真後ろに向って田圃を距てて六郷という大名の邸宅があった。そのも一つ先になると、浅草溜といって不浄の別荘地――これは伝馬町の牢屋で病気に罹ったものを下げる不浄な世界――そのお隣りが不夜城の吉原です。溜に寄った方が水道尻、日本堤から折れて這入ると大門、大江戸のこれは北方に当る故北国といった。
それから雷門に向って左の方は広小路です。その広小路の区域が狭隘になった辺から田原町になる。それを出ると本願寺の東門がある。まず雷門を中心にした浅草の区域はざっとこういう風であった。
私はまだ子供の事とて、師匠の家の走り使いなどに、この界隈を朝夕に往復し、町から町、店から店と頑是もなく観て歩いたもの、今日のように電車などあるわけのものでなく、歩いて行って歩いて帰ることでありますから、その頃の景物がまことに明瞭と、よく、今も記憶に残っております。