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げんだん

幻談・観画談 他三篇

幸田 露伴

線上閱讀幸田 露伴《幻談・観画談 他三篇(げんだん)》,假名注音日語閱讀。JLPT N2,點詞查義。

N2 · 挑戰 · 新字新假名 · 80,544 字 · 161 頁

青空文庫

竹斎だか何だったか徳川初期の草子にも外法あたまというはあり、「外法の下り坂」という奇抜な諺もあるが、福禄寿のような頭では下り坂は妙に早かろう。

流布本太平記巻三十六、細川相模守清氏叛逆の事を記した段に、「外法成就の志一上人鎌倉より上つて」云※(二の字点、1-2-22)とある。神田本同書には、「此志一上人はもとより邪天道法成就の人なる上、近頃鎌倉にて諸人奇特の思をなし、帰依浅からざる上、畠山入道諸事深く信仰頼入りて、関東にても不思議ども現じける人なり」とある。清氏はこの志一を頼んで、祇尼天に足利義詮を祈殺そうとの願状を奉ったのである。さすれば「邪天道法成就」というのは、※(「咤-宀」、第3水準1-14-85)祇尼天を祈る道法成就ということで、志一という僧はその法で「ふしぎども現じける」ものである。これで当時外法と呼んだものは※(「咤-宀」、第3水準1-14-85)祇尼天法であることが知れる。けだし外法は平安朝頃から出て来たらしい。

狐つかいは同じく※(「咤-宀」、第3水準1-14-85)祇尼法であるか知れぬ。しかし狐を霊物とするのは支那にもあったことで、禹が九尾の狐を娶ったなどという馬鹿気たことも随分古くから語られたことであろうし、周易にも狐はまんざら凡獣でもないように扱われており、後には狐王廟なども所に