輕鬆讀懂日語經典作品
ja-reading.com
輕鬆讀懂日語,輕鬆閱讀日語。線上閱讀日語經典作品。支援在閱讀過程中顯示假名、查詢生詞、翻譯句子。
かいとうおう
怪塔王
海野 十三
線上閱讀海野 十三《怪塔王(かいとうおう)》,假名注音日語閱讀。JLPT N2,點詞查義。
N2 · 挑戰 · 新字新假名 · 167,635 字 · 337 頁
そして癪にさわる怪塔王をもう一度襲撃して、あの低い鼻にくいついてやりたいと思いました。
それを聞いていた帆村は、一彦の頭をかるくなでながら、
「だけれど、ここは一度出なおすことにしようよ。怪塔王をやっつけるためには、もっとりっぱな武器を用意してこなければ、とても退治することはできないよ。戦艦淡路があんなにやっつけられたことを考えても、それがよくわかるんだ。僕たちは、怪塔王をあまり見くびっていた。怪塔王は、僕たちの思っていたよりも二倍も三倍も、いや十倍も二十倍もおそろしい科学魔なんだよ。残念だけれど、僕ら二人の手にはとてもおえない」
と、くやしそうにいいました。
「じゃあ、これから僕たちは、ここを逃げだすの。つまんないや」
「そんなことをいっていられないのだ。さあ幸にこの扉はさっきあけたばかりだから、そこをあけて、外へとびだそう」
帆村探偵は少年をなだめながら、さっき猿の鍵であけておいた扉をさっと開きました。
二人の目には、九十九里浜が夜目にもしろくうつったことと思うでしょうが、そうではありません。扉の外には、どうしたことか、考えもしなかった土の壁が出口をぴったりふさいでいました。