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かいせいガン
怪星ガン
海野 十三
線上閱讀海野 十三《怪星ガン(かいせいガン)》,假名注音日語閱讀。JLPT N2,點詞查義。
N2 · 挑戰 · 新字新假名 · 113,544 字 · 227 頁
そしてそのサックは壁とか机の上とかに、しっかり取りつけてあるのだ。
「この窓も、もう閉めたきりです。だっていつ窓から外をのぞいても、暗黒の空間に、星がきらきら光っているだけのことですからね」
地上から成層圏のあたりまで航行する間は、それでも外が明かるく見えていて、多少なぐさめになった。しかし成層圏を突っ切ってからというものは、どこまでいっても、暗黒の空間に星がきらきらであった。
もっとも、そのなかにおける一つの異風景は、昼間は暗黒の空間に太陽が明かるくかがやいていることだった。月よりはずっと大きく、もっと赤味のある光りをはなっているんだが、附近の空間は地上で見るような青空でなく、暗黒の空間であることにかわりはない。それはそのあたりにはもう空気がないから、太陽の光りを乱反射する媒体がなく、だから太陽じしんが明かるく光ってみえるだけで、そのまわりはすこしも明かるく見えないのだ。
これは宇宙旅行の第一課にそうとうする知識なのである。
地上から二十万キロメートル位のところで、空から明かるさがまったく消えたが、そこまで達するのに、地上出発いらいちょうど十二時間かかった。