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かいだんぼたんどうろう
怪談牡丹灯籠
三遊亭 円朝
線上閱讀三遊亭 円朝《怪談牡丹灯籠(かいだんぼたんどうろう)》,假名注音日語閱讀。JLPT N2,點詞查義。
N2 · 挑戰 · 新字新假名 · 123,879 字 · 246 頁
飯「解らん奴だな、相川へ参るのはそんなに厭か、相川はつい鼻の先の水道端だから毎日でも往来の出来る所、何も気遣う事はない、手前は気強いようでもよく泣くなア、男子たるべきものがそんな意気地がない魂ではいかんぞ」
孝「殿様私は御当家様へ三月五日に御奉公に参りましたが、外に兄弟も親もない奴だと仰しゃって目を掛けて下さる、其の御恩の程は私は死んでも忘れは致しませんが、殿様はお酒を召上ると正体なく御寝なさる、又召上らなければ御寝なられません故、少し上って下さい、余りよく御寝なると、どんな英雄でも、随分悪者の為に如何なる目に逢うかも知れません、殿様決して御油断はなりません、私はそれが心配でなりません、それから藤田様から参りましたお薬は、どうか隔日に召上って下さい」
飯「なんだナ、遠国へでも行くような事を云って、そんな事は云わんでもいゝわ」
八
萩原の家で女の声がするから、伴藏が覗いて恟りし、ぞっと足元から総毛立ちまして、物をも云わず勇齋の所へ駆込もうとしましたが、怖いから先ず自分の家へ帰り、小さくなって寝てしまい、夜の明けるのを待兼て白翁堂の宅へやって参り、