輕鬆讀懂日語經典作品
ja-reading.com
輕鬆讀懂日語,輕鬆閱讀日語。線上閱讀日語經典作品。支援在閱讀過程中顯示假名、查詢生詞、翻譯句子。
めいじびじんでん
新編 近代美人伝 (上)
長谷川 時雨
線上閱讀長谷川 時雨《新編 近代美人伝 (上)(めいじびじんでん)》,假名注音日語閱讀。JLPT N2,點詞查義。
N2 · 挑戰 · 新字新假名 · 129,076 字 · 256 頁
あなたが濡れそぼちて、音楽会の切符を持ち廻られたり、劇場と特約した切符を売ったり、なれない場処で、芝居の座席の割りつけに苦心してお出でなさるのを見るのはお気の毒のようにさえ思いおりました。くれぐれも只今の御生活を、お身体の滋養となさって、御休養を切に祈ります。これからの激しい世波を乗り越すには、気力も、体力も、智力の下に見る事は出来まいと思います。御自愛なさいまし、らいてうさま。
――大正十二年七月――
附記 明治四十四年十月、平塚らいてう(明子)さんによって『青鞜』が生れたのは、劃期的な――女性覚醒の黎明の暁鐘であった。このブリュー・ストッキングを標榜した新人の一団は、女性擾頭の導火線となったのだった。
『青鞜』創刊の辞に、
原始、女性は太陽であった。真正の人であった。
今、女性は月である。他に依って生き、他の光によって輝く、病人のような蒼白い顔の月である。
さてここに『青鞜』は初声を上げた。
現代の日本の女性の頭脳と手によって始めて出来た『青鞜』は初声を上げた。
女性のなすことは今はただ嘲りの笑を招くばかりである。
私はよく知っている、嘲りの下に隠れた或ものを。