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むかしのことばとわるくち

昔の言葉と悪口

三遊亭 金馬

線上閱讀三遊亭 金馬《昔の言葉と悪口(むかしのことばとわるくち)》,假名注音日語閱讀。JLPT N2,點詞查義。

N2 · 挑戰 · 新字新假名 · 3,079 字 · 7 頁

青空文庫

「柄の取れた肥柄杓」手のつけてがない

「おくや・け・こ」まぬけにふぬけ

「角兵衛の太鼓」万事胸にある

「葛西の火事」くそやけ、やけくそだ

「火事場の纏」振られ通し、振られながら熱くなる

「鍛冶屋の向槌」トンチンカンで相槌を打つ

「かけた硯」することができない

「経師屋」はりにきている

「九州の入口だ」もじもじしている

「下駄屋の煤払」はがでてる

「小娘紙袋」じき破れる

「コロップ抜き」ひねくれてる

「乞食の虱」口で殺す

「五月の桜」葉ばかりさまだ

「山桜だよ」はなよりはが先へ出ている

「材木屋の泥棒」きどってる

「桜に鶯」きが違う

「七月の槍」ぼんやりするな

「上手な易者」当てられどうし

「天神様の脇差し」そっくりかえってる

「天狗の干し物」はなへかける

「唐人のおしり」からっけつだ

「日ましの種」めがでねえ

「坊主の鉢巻」(つるつるすべって)しまりがねえ

「谷中の不作」しょうがねえ(昔は台東区谷中あたりが、生姜の本場であった)

「菜葉のこやし」掛けごえばかり(現在三河島が昔は摘菜の本場)

まだあるが、迷子の鳳凰で、きりがない(鳳凰は桐にとまる)

古きをたずねて新しきを知るというが、昔の言葉を少し直すと、現在使える洒落になる。