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さいしゅうせんそうろん
最終戦争論・戦争史大観
石原 莞爾
線上閱讀石原 莞爾《最終戦争論・戦争史大観(さいしゅうせんそうろん)》,假名注音日語閱讀。JLPT N2,點詞查義。
N2 · 挑戰 · 新字新假名 · 154,783 字 · 305 頁
しかも中国の統一はむしろ日本の圧迫がその国民精神を振起せしめた点にある。支那事変に於てはかなり勇敢に戦ったのであるがこの大戦争に於てすらもなお未だ真の国民皆兵にはなり難いのである。数百年来武を卑しんだ国民性の悩みは深刻である。我らは中国がこの際唐朝以前の古に復り正しき国民軍隊を建設せん事を東亜のために念願するのである。
日本の戦国時代に於ける武士は日本国民性に基づく武士道に依って強烈な戦闘力を発揮したのであるが、それでもなお且つ買収行なわれ、当時の戦争はいわゆる謀略が中心となり、必要の前には父母兄弟妻子までも利益の犠牲としたのであった。戦国時代の日本武将の謀略は中国人も西洋人も三舎を避くるものがあったのである。日本民族はどの途にかけても相当のものである。今日謀略を振り廻しても成功せず、むしろ愚直の感あるは徳川三百年太平の結果である。
2、攻撃威力が防禦線を突破し難き事
如何に軍隊が精鋭でも装備その他の関係上防禦の威力が大きく、これが突破出来なければ決局決戦戦争を不可能とする。
第一次欧州大戦当時は陣地正面の突破がほとんど不可能となり、しかも兵力の増加が迂回をも不可能にした結果持久戦争に陥ったのであった。