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さいきんよろこばれているものから
最近悦ばれているものから
宮本 百合子
線上閱讀宮本 百合子《最近悦ばれているものから(さいきんよろこばれているものから)》,假名注音日語閱讀。JLPT N2,點詞查義。
N2 · 挑戰 · 新字新假名 · 3,424 字 · 7 頁
脚本の事で思い出すが、つい先頃紐育で上場して非常な称讚を受けた Maeterlinck の“The Betrothal”が Alexander Teixeira de Mattos. と云う人の英訳で出版された。
あれは素晴らしいものであった。真個に又もう一度見たいものの一つである。插画も何もなしで、彼程夢幻的な美が具体的に感じられるかどうかは疑問だけれども、よい本だと思う。丁度今、紐育のメトロポリタン オペラ ハウスで「青い鳥」を上演しているので、余計に心を引かれる。さぞよいだろう。
つい間近に成った民衆座の同じものが、かなりよく出来たというのは悦しい。
Romain Rolland の近作“Colas Breugnon”が出版された。
此は、戦争中に書かれたものだそうだが、上梓されたのはつい近頃の事である。まだ読まないので解らないが、彼の傑作である「ジャン・クリストフ」完成後、反動的な mood の要求によりて此の、明快な、希望と生活力に満ちた大工と指物を業とする五十男の物語りが書かれたのだと云っている。
主人公は、作者の故郷である Burgundy の村民で、生粋の職人である。